喫煙と動脈硬化―禁煙外来について |
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喫煙の健康被害についてはよく知られるところですが、動脈硬化に対する悪影響も非常に大きなものです。喫煙は動脈の壁を直接傷つけたり(酸化ストレス増大による血管内皮障害)、悪玉コレステロールや中性脂肪を増やすことがわかっており、それらにより動脈硬化が発生あるいは進行するのです。 動脈硬化の危険因子としては高齢、男性、高脂血症、喫煙、高血圧、糖尿病、肥満、ストレスなどがあげられますが、このうち喫煙は本人次第で除去が可能なものです。その他の危険因子を持っている方は、ぜひとも禁煙に取り組みましょう。 当クリニックでは保険診療による禁煙外来を行っております。以下の要件を満たす方が保険適応となります。 1.ニコチン依存症を診断するテスト(TDS)が5点以上である。 2.[1日の平均喫煙本数×これまでの喫煙年数]が200以上である。 3.1ヵ月以内に禁煙を始めたいと思っている。 4.禁煙治療を受けることに文書で同意する。 5.過去に健康保険で禁煙治療を受けてから1年以上経過している。 禁煙治療をご希望の方はご相談ください。 |
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